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ソクラテス様が学問の基礎を構築①(2013/09/12)


772 :ルチア:2013/09/12(木) 00:13:49.75 ID:7f7rBseB
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ソクラテス様が学問の基礎を構築①
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「哲学の祖ソクラテス様、ご降臨下さり我らをご指導ください。宜しくお願い致します」
 
「ソクラテスである」
 
「ソクラテス様、初めまして。今日は宜しくお願い致します。このようにお話するのは始めてですよね」
 
「そうだね」
 
「以前、哲学者のプラトン様、いや、ヘーゲル様とお話をしたことはありますが…」
 
「ヘーゲルを指導していたのは私でもある」
 
「そうでしたか(笑)ヘーゲル様はとっても熱い方で驚きました。ソクラテス様を師として慕われる方が非常に多いですね」
 
「私は哲学の祖と呼ばれているけれども、これは一つには知を探求する姿勢、謙虚さにある。
、謙虚であるが故に知っているという事と知らないという事を明確に分けることができ、その一つ一つの正否を議論しながら、様々な抽象的な概念、勇気や愛や正義が何であるかということを明確にしていく、そういう手法を私が最初に取ったという事だよ」
 
「ソクラテス様はアテナイの時代に学校に通われていたのですか」
 
「いや、ただ、私は知識を集めるのが好きでね。世の中の事のあらゆる事を知りたいと思っておったのだ」
 
「どのよう形で、何か本とかお読みになられたのですか」
 
「書物は読んだ。それから質疑応答を重ねていくという形で真実を明らかにしていくというやり方を私が始めたということだ」
 
「その様な質疑応答を始められたきっかけは何だったのですか?」


「真実を知りたかった、世の中の真実とは何であるのか、善とは何であるのかをね。ただ、私が本当に世の中に知られるきっかけになったのは私の弟子がデルフォイのアポロン神殿に行って、『ソクラテス先生よりも賢い人はいますか?』と尋ねたら、巫女の神託で『ソクラテス以上に賢い者はいない』といわれた訳だ。私はそれを聞いてそれはあり得ないと!自分はそれほど賢いとは思ってなかったのでそれはおかしいと。しかし、デルフォイのアポロン神殿っていうのは当時、最も権威のある神の神託を聞ける場所だったんだね」
 
「神託所は神降ろしをする場所だったのですか?」
 
「そうだ。国の王でも様々な重要なことを聞きにそこに来ておった」
 
「アポロンの神託所ということはアポロン様が主祭神だったのですね」
 
「そうだね」
 
「アポロン様はアテナちゃんと一緒で今から三千六百年前ですからアテナイの時代からは千二百年前の神を信仰してらしたのですね」

「ギリシヤというのは多神教でね。ゼウスを中心としてオリンポスの十二神があちこちに祭られていて、その中で神託を降ろす場所として一番権威があった」
 
「その頃のデルフォイは王家の者から貴族、市民の誰でも神託が聞けたので人がいっぱい集まって来ておった。皆んな、宝石やお金等の供物を捧げるので供物庫がたくさんあった。山の奥ではあったけれどもね。壮麗な大理石の建物が建ち並んでおったね。神託は直ぐにできないので、何日も滞在して劇場見物をしたりしてね」
 
「そこで認められたけれどそれをソクラテス様は反証しようとなさったのですね」
 
「そうだ。じゃあ、実際にここで知識人と言われてる名のある人々のところに会いに行ってみようかと。
 
それを検証してみようとギリシヤ中の有名な政治家や技術者や、賢いと言われている人達のところに行って様々なことを聞いたよ」
 
「本当に誰が賢いのか検証しに行かれたのですね」
 
「うーん、そうだね。それで気付いたことは、彼らはね、有名な人達でもあったからか、自分が何でも知っていると思っていた。でも、それはやはり、自分の専門分野は詳しいけれどもそれ以外のことになるとそうではない。善であるとか、正義であるとか、あの世であるとか、そういう事についてはよく解らなかった。私との一番の違いは何かというと私はよく知らないという事は自分で認めていた。知らないからこそ更に知恵を集めたいと思っている、知識を求めたいと思っている。けれども、彼らはなんでも知っていると思っていたという事だ。だから、まず、知恵を追求する基礎となるのは自分は多くを知らない。しかし、これだけのことは知っている。そこを明確にするという事だね。現在のコンピューターは0と1だけで全て計算して色んな事ができるようになっているけれども、この0と1が間違っていたら計算は全て間違いになるよね?だから、文明の基礎、知識の基礎になければならないのは、知っているか知らないかという知識の正確さなんだよね。そこが間違っていったら、いくら積み重なっていっても間違った答えにしかならないからね。だから、まずは謙虚にそこはしっかりと自分でね、峻別するというのが大事でね。そして、私はデルフォイの神託を受けてから様々な知識人と質疑応答を重ねていくという事をやったので、神を信じておったしあの世というものも当然信じておった訳だ」
 
「その信じるというきっかけに、ダイモン様という存在が大きかったのですね」
 
「それは私の守護霊だね」
 
「いつ頃からその守護霊様からメッセージを頂いていたのですか」

「まあ、30歳過ぎた位だった」
 
「そのダイモン様の個性なのか、いけない事やダメなことは諌めたり、止めたりするという方法をとられていたのですね」
 
「そうだね。だから、明確に会話をするという事ではなかった。ただ、インスピレーションは常に与えてくれていた」
 
「守護霊という存在は当時の人々に認知されている存在だったのですか」
 
「いや、そんな事はない。だから、私はそういうものを持ち出してきたから当時の神々を信じてないという事で一つの私の迫害の原因になった」
 
「では、デルフォイの巫女は、アポロン様の言葉だけを降ろしていたのですか」
 
「そうだろうね」
 
「神様を信じていたのですね」
 
「そりゃそうだ。まあ、神々を信じていてもあの世についてはまだよく分からなかった。しかし、今も墓を参りに行くけれどもあの世についてはよくわからない、そういう意味で余り変わらないね」
 
「そうなんですね。でも、時代的にはペルシア戦争後にギリシヤの最盛期を迎え、その後、植民地の反乱を押さえる為にソクラテス様は3回も戦争に行かれてるんですが」
 
「アテナイを愛しておったからね」
 
「(笑)それは志願して行かれたのですか」
 
「そうだね」
 
「その戦争のあと、三十人政権という暴政というか恐怖政治が始まって」
 
「その中に常に私と対話をしていた者がおったので、私の弟子みたいに思われとって、それが後々、私が迫害を更に受けたというかね、毒杯を飲むということに繋がったのだ」
 
「お弟子さんはプラトン様を始め、たくさんの方がいらしたのですね。ソクラテス様は弟子とは思っておられなかったようですが誰にでも分け隔てなくお話をなさっていらして」
 
「私は知や愛とか勇気とかそういう抽象的な概念っていうのを明確にしていくという事をやっとっただけだ。やはり、善なるもの、人間が善なるものに向かっていく為の知であるっていう事が基本的な前提でね。それがどういうものであるのかというのを議論によって明確にしていった」
 
「その議論で本当はその政治家や知識人達はいい事を教えて頂いているのに自分達は議論に負けたという気持ちになられて」
 
「それはプライドの問題だろうね。やはり、みんなの前でそうやってソクラテスに論破されたっていうのは凄い悔しかったんだろう」
 
「道場破りではないですが、公開の場でされたのですか」
 
「そうだね。広場でね。当時の政治もそういう形でやってたからね」
 
「その善とか愛とか勇気とか徳とかソクラテス様は真実を知り、悟りの境地にまで到達されてらしたという事なんですね」
 
「到達したとは思ってないけれども、それを探求する姿勢というものを持ち続け、謙虚であったということだ。知らないことは知らないと自分の中で認めなければならない。だから、何事もまずはそれは正しいのか正しくないのかっていうのを、一つ一つ様々な物事を使って弁証していった。そうする事によって、高い空の上にあるような抽象的な概念をはっきりと掴む事ができる。神やあの世、死なんかをね。これは正しい、これは正しくないという判断を積み重ねていく事によって、見えない概念をはっきり見えるところまで辿り着く事が出来るんだよ」
 
「それで死を恐れない境地を弁証したのですね!」
 
「私はあの世というのをちゃんと信じておったけれども、それを信じていない人達に信じさせる方法として、辛いこの世を離れ何も感じなくなるのも幸せだし、もしあの世があればかつての偉人たちと問答をすることができるかもしれないとすればまた幸せだと。そうするとあの世を信じてない者までも、それだったらあった方がいいんではないかと思う訳だ」
 
「導いたのですね」
 
「最初は否定している者でもね、だんだん気づいてくる。相手に教えるんではなくて相手自身に気付かせるんだね」
 
「死についても、あの世がないのなら禍はなく幸福だと説き、もう一方で、あの世があるとしたら、ホメロスやオデッセイウスと会い問答する事ができるかもしれないと考えるとそれも幸福だと(笑)」
 
「人間やはり、悲観的で居続けるのは難しい。私は守護霊をはっきりと認識しておったから、あの世には様々な偉人達が居るであろうと常々思っておったからね」
 
「霊的体験、霊界を見たとか他の霊人様とお話をされたというのではなく、ダイモン様のインスピレーションが頼りだったのですね」
 
「重要な場面ではそうだった」
 
「理性的に抽象的な概念を理解していく様に努めたのですね。その為に謙虚でなくてはならないと。何故そこまで知を求めようとなさったのですか」
 
「そりゃ貴女だって知りたいだろう。世界のことについて。今はそうやってテレビがあってね、いろんな情報を集めることができるけれども。ただ、まだ、見ただけでは分からない。やはり、その奥に神の普遍的な真理というものがあるのであって、やはり、それは何なのかという事を知りたいのだ」
 
「その奥の普遍的な真理っていうのは、なぜ生きているのかとか…」
 
「そうだね。生きるとは何であるのか」
 




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宗教団体「幸福の科学」に約二十年間在籍していた元信者です。幸福の科学が信者に見ないように指導している内部告発、退会者からの情報や意見を、現信者である親友Kさんのための参考資料としてまとめていこうと思っています。

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